半年ぶりのブログです(^_^)
今回もNHK放送の宣伝です。
NHK総合木曜夜7時57分からの「あしたが変るトリセツショー」で、先週、「生理の悩み解決! 性ホルモンコントロール術」が放送され、たいへん画期的な内容だったので、ぜひ再放送(東日本10/27 15:10~、西日本未定)を見てほしいというお話です!!
月経関連症状として、強い月経痛(月経困難症)やPMS(月経前症候群)が多彩に取り上げられ、それらを低用量ピルで解決した若い女性たちが(ここ大事! 徹底的に低用量ピル!!)、自分のBeforeを再現してみせ、Afterを語る語る!
芸能人もせきららに自分の状況を見せるし、なんと言っても番組MCの石原さとみさんが冒頭いきなり、そして最後のまとめでも、自分も専門家に相談して激変したからみんなに超お勧めーー、みたいなことをキラキラした目で語るのが、実に画期的でした。
しっかりした産婦人科医も数人登場し、分かりやすく内容の濃い医学的解説もしています。
視聴者目線で傍聴しているような男女タレント2人のおりおりの発言もステキ。
さらに、「排卵を止めること(月経周期を止めること、結果として月経が止まる)と、体内のホルモン量を一定にすることで、生理に伴う諸問題が解決する、それが低用量ピル治療である」という、JEMAが大昔から語っていることが、たぶん初めてテレビで語られたと思います!
番組では、「生理を止める、排卵を止める」などは一切語られず、「ホルモンを一定にする」ことの価値が明確に語られます、それを驚くべき実例でわかりやすく解説しています。
ネタばらしはしません(^_^)、ぜひ放送を見て目を丸くして下さ~~い。
本放送は20日(木)夜だったんですが、どんなもんかとお知らせしなかったところ、あまりの素晴らしさに再放送やNHK+1でぜひ見て欲しいと思うのです。
ただし、10/27(木)15:10~は東日本だけのようで、私がいる西日本はこの日は違う内容です。たぶん、1~2週遅れて再放送されると思うのですが。
・1994年夏、JEMA設立。大阪の専門医との勉強会や、当時の治療薬製造販売企業(武田薬品など)との交渉などを始める。
・1996年夏、東京に事務所を開き、第1回全国患者アンケートを実施し(数百人規模の患者データは医学界にもない)、横浜での内膜症世界学会でブース展示し、著名専門医らと交流が始まる。
・1998年夏、ケベック世界学会を聴講し(各国患者団体代表は招待された)、最も重要なのは日本に存在しないピル治療だと知る。
・同秋から、日本にもピル治療をと産婦人科医学界や、女性政治家と女性の性と生殖の権利に関わる諸団体の勉強会などで訴え始める(これが1999年3月の低用量ピル承認につながる)。
・2002年夏、製薬企業に低用量ピルを内膜症治療薬として開発してほしい(治験して治療薬として出してほしい)と正式に要望し始める。
・同年末、厚労省に要望書を出して懇談し始める。
・設立前年以降、頻繁に取材される新聞や雑誌で、ピル治療が欲しい、広げたいなど語るようになったのは1998年か99年あたりから。
・ネットの巨大掲示板などで、JEMA代表的なハンドルネームでピル治療の効果を語り始めたのは2001年あたりから。
・テレビのワイドショーや報道番組でVTR出演するようになったのは、、、2000年くらいからだったか。
当時、「朝まで生テレビ」の内容に苦情を申し入れ、翌月の放送冒頭で、「内膜症はセックスで広がる疾患ではない」ということを慶応の吉村教授のVTR解説で入れてもらったこともあったなあ。
テレビに出るようになって20年余、内膜症を扱った番組内容はだんだんに良くなっていきました(最初の10年ほどはテレビ局から依頼がきて、内容に関与し、医師も推薦していたから)。
そしてとくに今年2022年から、女性の月経関連症状が正しく詳しく取り上げられることが増えたのは、去年あたりからSDGsが急速に取り上げられることが増えるなか、NHK女性社員さんらの活躍が大いにあると思っています(^_^)
「生理の悩み解決! 性ホルモンコントロール術」の内容
https://www.nhk.jp/p/torisetsu-show/ts/J6MX7VP885/blog/bl/pnR8azdZNB/bp/poE1d0reNo/
この放送の「性ホルモン 取扱い説明書」というまとめ
http://www.nhk.or.jp/program/torisetsu-show/2022_seihormone.pdf