日本子宮内膜症協会【JEMA】
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寄付サポーター制


すべての子宮内膜症女性の為に

JEMAは、03年9月の10年度から、会員制をやめるという大転換を果たしました。
その理由はいろいろありますが、大きな2つは以下です。
1番目は、「患者サポート活動」の対象を拡大すべき時期だという判断に至ったからです。1,800人(8年度)や1,600人(9年度)というと結構な会員数ですが、実は日本の内膜症患者のたった0.1%ほど。なのに、その特定の会員だけを厚遇し(電話相談も分厚いニューズレターや掲示板で詳細な情報を提供するのも会員だけだった。年会費5000円を拠出してJEMA活動を支えてくれている特典として)、全国の100万~200万人との差別化をしていることに、常に自己矛盾が伴っていました。
2番目は、JEMAの主流活動である「医療改善活動」のさらなる活発化をはかるにも、会員管理と会員サービスにまつわる事務局の重たい洋服を脱ぐ時期だという判断です。

非会員制でその病気の国内のすべての患者をサポート対象にするというのは、たぶん患者会では少数派になると思いますが(どちらかというと患者サポート組織という表現になるか)、10年目以降のJEMAに要求されるものは、特定会員へのサポートの充実ではなく、全国の内膜症の女性、医療者、医療企業、行政などに、具体的に積極的に早く働きかけることだと考えます。

ただ、明確に予想できるのが、収入の激減です。
年会費5,000円を1,600人が出してくれただけで800万円が入ってきますが、非会員制では、この800万円がゼロ円という状態で運営するわけで、あらゆる分野で経費削減を図っています。これまで最も支出の高かった分野が会員にまつわる支出ですので(その最大が紙のニューズレター発行関連費用)、会員を抱えないことで大削減になってはいます。

さて、そこで、非会員制のJEMAは、寄付支援のお願いを、市民のみなさま(子宮内膜症の女性、ご家族、一般の老若男女の方々)、医療者の方々、企業の方々に、お願いすることに致しました。

JEMA に寄付して下さった方は(2003年9月以降の寄付支援個人と寄付支援医療者)、とくに「JEMAサポーターさん」と呼ばせて頂き(いわゆる会員ではありません)、感謝の意と寄付支援の継続のお願いを兼ねて、2004年12月より「JEMAサポーター通信」(ピンク色)を、不定期ですがお送りしています。
現在の非会員制JEMAでは、全収入の8割以上がみなさまのご寄付ですので(10年度収入約593万円のうち寄付収入は約452万円、11年度収入約 439万円のうち約358万円)、お一人お一人のご寄付そのものが日本の子宮内膜症医療を改革していると言って、過言ではありません。

寄付のお願いとサポータ制

実は、2008年後半から、JEMAの収入(寄付収入が7~8割をしめる)は減少を続けており、赤字です。その理由は、リーマンショックの影響はもちろんでしょうが、JEMAが医学界・ 医療企業・行政に対して積極的・具体的な医療改善活動を行ってきた成果が実り(アクション! 内膜症にピル を参照)、ようやく欧米と同じように、低用量ピルが子宮内膜症 の治療薬として当たり前に処方される時代に入ったため、GnRHアゴニストなど(リュープリンなど)のキツい治療薬の副作用で苦しむ女性たちが激減し、困る人が減ったことで、 JEMAへの寄付が減ってきたからです。寄付の大半のきっかけは電話相談ですが、その電話相談件数が2008年後半から減少傾向となったことで(週3回待機してもかからないので2回 に、現在は1回に減らしている)、寄付収入が減っていくのです。
問題解決型のNPOが活動成果をあげると、困った人が減り、最終的にはそのNPOの存在そのものが不要になる、これが究極のゴールとはいうものの、まだまだ90年代かと思える電話 相談もあり、新しい課題(黄体ホルモン剤の過剰使用)が急浮上し、2011年~2013年あたりで2つの新しいタイプの超低用量ピルが導入される予定もあり、JEMAの活動はまだまだ 続いていきます。寄付サポーター制JEMAでは、年間総収入(2008年までは250~350万円、近年は150万円)の7~8割がみなさまのご寄付になっています。つまり、お一人お一人のご寄付そのものが、日本の 子宮内膜症医療を改善していると言っても過言ではありません。みなさまのあたたかいご寄付をお待ちしています。

サポータの種類
寄付支援個人
1口2,000円で何口でも
寄付支援医療者
1口5,000円で何口でも
寄付支援法人
1口100,000円で何口でも

郵便振替口座 00100-8-499560  加入者名:JEMA
銀行口座 三菱東京UFJ銀行 日本一支店 普通 4548913 日本子宮内膜症協会
  • 内膜症の女性本人に対するサポート活動の一つ、電話相談では、お名前と住所をお聞きし、後日、寄付のお願い封書をお送りします。
  • JEMAに寄付して下さった方々には、その時点で「JEMAサポーター通信」(ピンク色)の最新号をお送りします。その後も「JEMAサポーター通信」を不定期にお送りする予定ですが、ご不要の場合はご連絡ください。なお、銀行口座へのご寄付では住所がわからないので、お送りすることはできません。また、クロネコメール便(郵便より安価)でお送りするため、住所が変わるとお届けできなくなるので、転居した場合は必ず新住所をお知らせください。
  • 寄付支援個人の方で、2口以上の方には、JEMAの会員制時代の旧ニューズレター(黄色)在庫セット(9年度8年度の抜粋)と、現サポーター制ニューズレター(ピンク)のすべて(計約1kg、厚み3cm)をお送りします。ご希望の方は郵便振替用紙の備考欄に「JEMA通信希望」とお書きください。ただし、銀行口座への寄付では住所・氏名がわからないので、通信セットをご希望の方は郵便振替口座への寄付でお願いします(郵便局備え付けの振込票をご利用下さい)。
    通信セットがなくなれば、ここで告知します。
  • 寄付支援医療者の方でも通信在庫セットを希望なさる方は「JEMA通信希望」とお書きください。(やはり銀行口座への寄付では不可能です。)
    また、医療者の方は、お名前と病院名をメールマガジンと「JEMAサポーター通信」で紹介させていただくので、勤務先をご記入ください。これも郵便振込でないと掲載内容が確認できないことにご注意ください(銀行振込したとメール等を頂いてもご本人の確認ができません)。なお、メールマガジンと「JEMAサポーター通信」での紹介不要の方も、郵便振替用紙の備考欄にそのようにお書きください。
  • 企業のご寄付は05年夏以降ご遠慮しています。

過去の寄付支援法人

3年度~9年度(1996年9月~2003年8月)

科研製薬
キッセイ薬品
ジョンソン・エンド・ジョンソン
武田薬品工業
ツムラ
トレードピア
ノーベルファーマ(旧久永アンドカンパニー)
持田製薬
ヤンセンファーマ(旧ヤンセン協和)
旧アベンティスファーマ(旧ヘキスト・マリオン・ルセル、旧日本ヘキスト・マリオン)
旧ゼネカ薬品
旧タイコヘルスケアジャパン(旧オートスーチャージャパン)
旧トランスサイエンス
旧日本シェーリング
旧日本モンサント
旧日本ワイスレダリー
旧三菱ウェルファーマ(旧三菱東京製薬、旧東京田辺製薬)
旧山之内製薬

10年度(2003年9月~2004年8月)

2003年9月
持田製薬(株)研開本部
2003年10月
ノーベルファーマ(株)
2004年4月
オリンパス(株)サージカル販売部
2004年4月
ピリオドック(株)

11年度(2004年9月~2005年8月)

2004年11月
ジョンソン・エンド・ジョンソン(株)社会貢献委員会
2005年2月
トランスサイエンス(株)
2005年3月
持田製薬(株)研開本部
2005年6月
ノーベルファーマ(株)
12年度以降はご遠慮しています

直接寄付以外の財政支援

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