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Charles Chapron、Gerard Dunselman、Robert Greb、Thomas D'Hooghe、Daniela Hornung、Lone Hummelshoj、Stephen Kennedy 、
Andrew Prentice、Ariel Revel、Ertan Saridogan *9人から10人に増え、1人出て2人新人
目的(Objective)
このガイドラインの目的は、子宮内膜症とその諸症状の診断と治療のための勧告を作成することである。
デザイン(Design)
欧州の臨床婦人科医、EBMの専門家、子宮内膜症患者サポートグループの代表により構成されるワーキング・グループが、会議を開催した。エキスパート・パネルは、現存するエビデンスに基づく複数のガイドラインと複数のシステマティック・レビューをレビューした後、1日に3回会合を持ち、本ガイドラインの作成と推敲作業を行った。パネル・メンバーの臨床経験のみによる推奨は、可能な限り避けた。
ESHREの子宮内膜症・子宮内膜特別班全体が、ガイドライン案に対し意見を提出する機会を与えられ、その後、ガイドライン案は誰もが意見を出すことができるように、ESHREのウェブサイトに3ヶ月間掲示された。ワーキング・グループは、その後、無記名あるいは無記名に近い投票によりガイドラインを承認し、最後に、ESHREの理事会により正式に承認された。
このプロセスに続いて、現在では本ガイドラインを毎年アップデートしている。これは、厳密なプロトコルに従い、1年間を通じて新しい研究報告を2ヵ月ごとにピア・レビューし、ガイドラインに反映するものである。
本ガイドラインは誰もが閲覧できるように、http://www.endometriosis.org/guidelines.html上に掲示され、ガイドラインを支持する様々なエビデンスや関係する参考文献、抄録に、ハイパー・リンクしている。
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子宮内膜症が推測される症状をもつ女性に対し、ほとんどのタイプの子宮内膜症で、確定診断には腹腔鏡による下腹部内の視診が"ゴールド・スタンダード"として必要とされる。 |
| A | 少なくとも1つのRCTが実施され、文献内容が良質であり、一貫性を持って具体的推奨をしていることが要求される。 【レベル1a(システマティック・レビューまたは複数のRCTのメタ・アナリシス)、レベル1b(少なくとも1つのRCT)】 |
| B |
トピックとして推奨を行うに十分な、非RCTでも良質の比較臨床試験が実施されていることが要求される。 【レベル2a(少なくとも1つのよくデザインされた非RCT)、レベル2b〔少なくとも1つの他のタイプのよくデザインされた準実験的研究(quasi-experimental study)〕、レベル3〔よくデザインされた非実験的記述的研究(descriptive studies)、例えば比較研究(comparative studies)、相関研究(correlation studies)、ケースコントロール研究(case studies)〕】 |
| C |
エキスパート委員会の報告、または見解、および/または権威者の臨床経験からのエビデンスが要求される。適応を示すものの、直接応用可能な良質の臨床試験には欠けるもの。 【レベル4(エキスパート委員会の報告、または見解、および/または権威者の臨床経験)】 |
| GPP | ガイドライン作成グループの臨床経験に基づく推奨ベスト・プラクティス。 |
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